Sword & Poker が面白すぎる件と、JR宇都宮線の話
IPhone のゲームにおいて僕が重視しているのは以下の点です。
- 簡単なこと
- 5分で出来て、次の5分が有利になること
- 片手だけで出来ること
言うまでもなく僕だけの主観です。
簡単なこと
たまにやたらと難しいゲームがあって、おそらく家庭用の家置きゲーム機だったらいいと思うのですが、iPhone ゲームでは二度と起動されなくなります。AppStore のランキングを見ても難しいゲームがランクインすることはほとんどありません。iPhone を構えて「さあ、やってやるぞ」という事はなかなかないと思われます。
5分で出来て、次の5分が有利になること
これはとても重要です。iPhoneのゲームは移動中やちょっと出来た空き時間(電車やバス等)や 会議中(定例アスター)等にやるものなので、脳みその体力を使うようなものは駄目です。ここが家置きゲームと一番違うところだと思います。home ボタンや割り込み電話の際にゲームデータがセーブされないのなんて論外です。
僕は数独が好きなので数独アプリもやるのですが、基本的には向いてないと思います。実際に時間が細切れなのでかなり時間がかかります。
ただし、じゃんけんゲームの様な簡単な遊びがしたいわけではありません。何度も起動されるためには中毒性が必要です。またやりたい、と思う為には戻ってくるモチベーションが必要で、「今やった5分」が「次にやる5分」を有利にする仕掛けが必要だと思います。
例えば Aurora Feint の場合だと、どんなに短い時間でもブロックを崩せばスコアとして残り、新しいスキルを得るための材料となります。例えば MiniSquadron は数分やるだけで簡単に新しい飛行機がアンロックされます(新しいヤツを使ってみたい!)。
# この2つはどちらも超名作
片手だけで出来る事
これも重要です。なぜならもう一方の手でつり革を持っているからです。傾きセンサーを利用したレーシングゲームはほとんど駄目です。ゲームの質以前に、両手でiPhoneを持たなくては行けない時点で大きなハンディキャップです。
レーシングゲームやフライト系のゲームでグラフィックにつられてよく買ってしまうのですが、大抵2,3回起動してそれで終わりです。
つまり
まとめると、Sword & Poker が面白いということに尽きます。
今 AppStore のランキングに高止まりしているので知ってる人も多いと思いますが、これはかなり名作です。画面に配置されたトランプに手札を足して行って役を作り、その役の大きさがダメージとなって敵を倒すというRPGです。
基本的には Poker なので運なのですが、敵を倒すともらえるコインがあって、それをためる事で色々なアイテムを買うことが出来ます。例えば高い武器を買うと今までフルハウスで12ポイントしかダメージを与えられなかったのが 20ポイントになったり、スリーカードで相手を麻痺させたり出来るようになります。魔法を使って相手のカードを盗んだり、盾でダメージを減らしたりとか。
運否天賦のゲームをためたコインで有利にしていくというのが秀逸ですね。難易度も低くサクサク進んで、短い時間で出来るし、片手で出来ます。新しい武器や魔法が手に入ると使ってみたくてつい起動してしまいます。素晴らしいですね。
全然関係ないですが
そんな Sword & Poker を電車ではいつもやっているのですが、今日宇都宮線で夢中になってやっていたら、僕がフルハウスを揃えた瞬間にすごい破裂音がして、このゲームのやりすぎてオレオレAR状態に突入したのかと思いきや、後ろのガラスが粉々に砕け散ってました。
こんなことってあるんですね。全然怪我とかしてなくて逆に不思議です。近くにいた女性と入れ替わって、俺がお前でお前が俺で、みたいなことがあるかと思いきやオッサンのままで驚きました。
結局原因はよくわからないですが、皆さんもフルハウスにはご注意を。