[music] GarageBandのソフトウェア使用権許諾がイケてる件
アツいっす。
YahooのIan Rogers、音楽産業に苦言? 「不便の押し付けはいいかげんにしろ」
http://jp.techcrunch.com/archives/yahoos-ian-rogers-to-music-industry-inconvenience-doesnt-scale/
Yahoo! からこういう言葉が出て来たことに驚き。
amazonが素のmp3ファイルの販売を開始しましたね。ここで買ってそれをそのまま友達にあげちゃえば普通に友達も聴けちゃうわけです。でもよく考えるとCDもそうなんですよね。DRMフリーの高音質デジタルデータな訳で。CDを買うのは「音楽を聴くという行為」にお金を払っている訳で、それは「音楽にアクセスする権利」に対してお金を払っているということです。そう考えると iTunes Store の楽曲管理方法は理にかなっていると思います(アクティベートにクレジットカードが必要なこと以外は)。
DRMによってお気に入りの携帯音楽プレイヤーに転送出来なくなるっていうのは、音楽にアクセスする権利を妨害されていることになる、とも言えるかもですね。
例えば GarageBand で作った楽曲は自由に商用利用してもOKと認められています。ただし、GarageBand のサンプル音源をそのまま素材集として売り出すことに関しては禁止されています。これってすごくバランスのとれた許諾スタイルだなと思います。音楽CDに関しても、買ったCDや音楽ファイルを編集して(プレイリストを作って)家族や友人にプレゼントする、みたいなのを許してしまって、音楽そのものを転売することを禁止するっていうくらいじゃ駄目なのかなあ。
商用に GarageBand で著作権無料のループを使用する
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=93762-ja
音楽の嗜好が多様化した今、CD-ROMにコピーした音楽を3000円で販売するのはかなり困難だと思います。僕の周りの人もほとんどもう思い出せないくらい昔からCDを買ってない人ばかりです。iPod touch で音楽を買う(駅やカフェのWi-Fiで!)スタイルが浸透すれば一気にブレイクするかもですね。ダイナミックに変化するチャート、ユーザが作成したプレイリスト(iMix)による曲検索、購入履歴を元にしたレコメンド。自分が好きな曲だけを200円で試聴した後に購入出来るんですからね。着うたフルみたいな低音質高価格なものが流行ってしまうくらいなのでかなり需要はありそう。
iTunes Store はまだいくつかの大きなレーベルが参入していませんが(SMEとか)、そもそもチャートを賑わすようなアーティストのサイクルは非常に短いので体勢には影響ない気がします。あーでもYUKIとチャットモンチーが聴けないのは寂しいかな。
だらだた書いてたらほんとにまとまりがないなー。
キモメンビーム!